【英語の相槌】ビジネスからチャットまで”uh-huh”だけでないネイティブフレーズ

・英会話中、「Yes」ばかり言っていませんか？
・相手の話にどう反応すればいいか迷って「Uh-huh」「Oh…」ばかりになっていませんか？

日本語だと自然に「うんうん」「へえ！」「そうなんだ！」と相槌を打てるのに、英語になるとぎこちなくなって、何かそれっぽく終わらせる——そんな経験は誰にでもあるはずです。

実は、相槌（あいづち）は英語でもとても重要なスキル。
この記事では、ネイティブがよく使う自然な相槌表現を、意味＋発音のコツとともに紹介します。
会話のテンポをつかんで、英会話をもっとスムーズにしましょう！

なぜ「相槌」は英語でも大切なの？

英語でも相槌（backchannel）は、会話を気持ちよく続けるために欠かせません。
ネイティブスピーカーは相手の話の途中でも、短いリアクションをテンポよく入れています。

英語の相槌が果たす3つの役割

• ① 聞いていることを示す： “uh-huh” や “yeah” は「うんうん」と頷くイメージ。
• ② 共感を伝える： “I know, right?” は「だよね〜！」という温かい相づち。
• ③ 会話のリズムをつくる： 相槌でテンポが生まれ、会話が続きやすくなる。

💡発音のポイント：
英語の相槌は 短く・軽く・リズミカルに。
日本語の「うんうん」のように、息を抜く感じで声を出すと自然です。

シチュエーション別！英語の相槌フレーズ集（＋発音のコツ）

【1】相手の話を「理解・納得」したときの相槌

フレーズ	意味	発音のコツ
I see.	そうなんだ。	「アイスィー」ではなく「アィスィー」と軽く。最後を伸ばしすぎないのがポイント。
Got it.	わかった。	「ガーリッ」に近い。T音ははっきり発音せず、舌を軽く跳ねる感じ。
Right.	そうだね。	「ライト」ではなく「ライッ」と短く切る。語尾を強調。
Okay.	わかったよ。	「オウケィ」と口を縦に動かす。やや明るめのトーンで。

💡会話例：
A: “So we need to finish this by Friday.”
B: “Got it!”（了解！）

【2】相手の話に「共感」したときの相槌

フレーズ	意味	発音のコツ
That’s true.	確かにそうだね。	「ザッツチュルー」ではなく「ザッツトゥルー」。歯と舌の間で軽く「th」を出す。
I know, right?	だよね！わかる！	「アイノウ、ライッ？」と上げ調子で。リズムが命！
Exactly.	その通り。	「イグザクトリ」ではなく「イグザクトゥリ」。中間の “ct” を軽く。
Tell me about it.	本当そうなんだよ。	「テルミアバウリッ」。about it はつなげて一息で。
Cool.	いいね。	「クーォ」。サラリと言うとcool！

💡トーンのコツ：
共感の相槌は 笑顔＋やや明るい声色 が自然。無表情だと皮肉に聞こえることも！

【3】相手の話に「驚き・興味」を示す相槌

フレーズ	意味	発音のコツ
You’re sure?	え、本当に？	「ユァシュァ？」と上げ調子で。驚きのトーンを出す。ほぼ”are”は発音せず短く。
Wow!	すごい！	「ワゥ」と短く。口を縦にではなく横に開く感じ。
No way!	まさか！	「ノゥウェイ！」。感情を込めて声を少し高く。
Seriously?	マジで？	「スィアリスリ？」ではなく「シアスリ？」に近い。自然なスピードで。
What the hell…	何てこった… 一体…？	「ワッダヘゥ…」決してFワードは口せず、冷静な感情で言うと◎

💡リアクションのコツ：
驚きを表すときは、眉を上げる・少し前のめりになるなど、ジェスチャーも加えると◎。

【4】ビジネスシーンで使える相槌

フレーズ	意味	発音のコツ
I understand.	理解いたしました。	「アイアンダスタンド」ではなく、「アィアンダスタン（d）」で止める。
I agree.	同意します。	「アイアグリー」と語尾を上げる。強調するときは「I completely agree.」も。
That sounds good.	それはいいですね。	「ザッサウンズグッ（d）」。「sounds」は軽く鼻に抜ける感じ。
Absolutely.	もちろんです。	「アブスリュートリ」ではなく「アブスルリ」。軽快に。

💡トーンのコツ：
ビジネスでは落ち着いた低めの声が信頼感を与えます。
「笑顔＋柔らかい発音」を意識して。

【5】チャットやSNSで使える相槌

フレーズ	意味	発音・使い方
lol	（笑）	読み方は「ロル」またはそのまま文字だけ。ネイティブは「軽く笑った」くらいのニュアンス。
OMG (Oh my god)	えっ、まじ！？	会話では「オウマイガッ」と勢いよく。書き言葉では「omg!」でOK。
That’s awesome!	いいね！すごい！	「ザッツオーサム」。”awesome” は「オーソム」に近い。
Yeah / Uh-huh	うんうん。	“yeah” は「イェァ」、”uh-huh” は「アハァ（鼻に抜ける感じ）」で短く。

💡チャット表現のコツ：
日本と同じように、海外向けでも絵文字 😊🙌🔥 を組み合わせはOK
「Yeah 😂」のように軽いユーモアを添えるのもネイティブっぽい。

相槌を効果的に使いこなす3つのコツ（＋音声的ポイント）

① リアクションと組み合わせる

英語の会話では、声・表情・動きが一体化しています。
「Wow!（ワウ）」のときは目を見開く、「Right.」のときは軽くうなずくなど、音＋動作で反応するのが自然。

② 相槌で終わらせない

英語では、相槌のあとに質問を続けるのが鉄則。
「I see.」＋「Why do you think so?」のように、リズムを切らずに話をつなげることを意識しましょう。

💡音声ポイント： 「I see.」の後は0.3秒くらい間を置いて次の文へ。

③ トーンを意識する

英語の相槌は「何を言うか」よりも「どう言うか」が大事。
同じ “Oh, really?” でも：

• 興味を示すとき → 上げ調子（↗）
• 疑いを示すとき → 下げ調子（↘）

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まとめ：英語の相槌は「言葉以上のコミュニケーション」

英語の相槌は、ただの「うなずき言葉」ではありません。
それは、相手への敬意・共感・温かさを伝える音の表現です。

今日紹介した “uh-huh”, “I see”, “That’s true”, “Wow!”, “That sounds good” などを練習すれば、あなたの英語はもっと自然で親しみやすくなります。

ぜひ今日から、英会話でひとつずつ試してみてください。
あなたの「うんうん」「へえ！」が、英語でもちゃんと伝わるようになりますよ。