・英語プレゼンで質疑応答が不安……
・想定外の質問が来たらどうしよう……
英語でのプレゼンテーション本番。スライドの説明や発表はしっかり準備しても、「質問タイム」になると一気に緊張しますし、正直避けたい方もいるのではないでしょうか?
「聞き取れなかったらどうしよう」「英語でうまく返せなかったら恥ずかしい」など、質疑応答(Q&A)は多くの人が苦手と感じる場面です。
確かに質疑応答は、事前のレッスンだけではすべてがすべてを準備することは不可能……
ですが最大限準備するための、想定質問づくりのメソッドや、テンプレートやお決まりフレーズ等、誰でも出来るQ&A対策があるのはご存知ですか?
この記事では、
・英語プレゼンの想定質問の作り方
・よくある質問への解答フレーズ集
・当日のための最終チェックリスト
をわかりやすく紹介します!

筆者プロフィール……
・TOEIC845点・EPT79点(英語発音上級)。
・開発途上国への都市計画に関する技術支援プロジェクト(ODA等)にも参画。
国際会議でのプレゼンテーションの指導を通じ、プロのレッスンを間近で見てきて、その対策方法をまとめてみました!
質疑応答(Q&A)を成功させるための準備
まずは、質疑応答をスムーズに進めるための事前準備のポイントを押さえましょう。
🔹想定質問リストを作る
英語プレゼンのテーマに関連する「想定質問(expected questions)」を5〜10個ほど書き出しましょう。例えば、次のような形式が役立ちます。
| 想定質問(英語) | 回答の要点(日本語) | 
|---|---|
| What are the benefits of your proposal? | 提案の利点を3点まとめておく | 
| How much would it cost? | 概算のコストを説明できるようにする | 
| Could you give a concrete example? | 実例を1つ用意する | 
💡コツ: “自分のスライドを見ながら、相手が疑問に思いそうな部分”に注目すると効果的です。
🔹回答のポイントをまとめておく
質問に対して長い説明をしようとすると、英語が詰まりやすくなります。「結論 → 理由 → 例」の順で、1〜2文でまとめる練習をしておきましょう。
“The main advantage is cost reduction. For example, our new process can cut expenses by 20%.”
(主な利点はコスト削減です。たとえば新しいプロセスで20%削減できます。)
🔹練習あるのみ!
同僚や友人に「質問役」をお願いして、実際のQ&Aを想定した練習を行いましょう。声に出して練習することで、語彙・反応スピード・自信が確実に上がります。
質疑応答で使える便利な英語フレーズ集
ここでは、質問を受けたとき・答えられないとき・質問をしたいときの3パターンに分けて、すぐに使える英語フレーズを紹介します。
「質問タイム」で慌てないために、口に出して練習しておきましょう。
🔸質問を受けた時のフレーズ
- Thank you for your question.(ご質問ありがとうございます。)
- That’s an excellent question.(素晴らしいご質問ですね。)
- That’s a great point.(良いご指摘です。)
- Let me clarify that.(ご説明させていただきます。)
- I’m glad you asked that.(その質問をしてくださって嬉しいです。)
🔸答えられない時のフレーズ
- That’s a great question, but I’m afraid I don’t have that information right now.(素晴らしいご質問ですが、今その情報は手元にありません。)
- I’ll get back to you later.(後ほど改めてご連絡いたします。)
- Let me check on that and follow up with you.(確認してからご連絡します。)
- I’ll discuss that with my team and get back to you.(チームと話し合ってからお答えします。)
💡ポイント: “わからない”をそのまま言うより、「確認してから答える姿勢」を見せるのが印象アップのコツです。
🔸自分から質問をしたい時のフレーズ
- Could you elaborate on …?(〜についてもう少し詳しく説明していただけますか?)
- I have a question about …(〜について質問があります。)
- What are your thoughts on …?(〜についてどうお考えですか?)
- How did you deal with …?(〜にどう対応されましたか?)
英語プレゼン「質問タイム」前の最終チェックリスト
発表直前は、緊張と準備不足が混ざりやすい時間。以下のチェックリストを確認して、自信を持って本番に臨みましょう。
- ✅ 想定質問を5〜10個用意した
- ✅ 各質問の回答要点を英語で1〜2文にまとめた
- ✅ 質問に答える練習を声に出して行った
- ✅ 聞き返しや保留のフレーズを覚えた
- ✅ スライドの数字やデータをすぐに説明できる
💬ワンポイントアドバイス:
本番中は、相手の質問を一度繰り返してから答えると時間が稼げ、聞き取りミスも防げます。
“So your question is about the budget, right?”
(つまり、予算についての質問ですね?)
アプリでスピーキング力アップへ!
「流暢なプレゼンを実践したい!」「自然な質疑応答を出来るようになりたい!」ということであれば、アウトプット練習は大前提!
とは言え、忙しいと、なかなかまとまった時間を確保するのも難しいもの……
そこで、筆者が「スマホ一つ」で「簡単」「手軽」に出来るアプリを徹底レビュー!

時間を選ばず、料金も比較的お手頃にチャレンジできるので、忙しい人にもピッタリ!なアプリを厳選しました。
特に、『スピーク』では、自分で自由にシチュエーションを決めてAIとフリートークすることが出来るので、Q&Aの練習にピッタリ!
〇おススメ1:AI英会話アプリ『スピーク』 
初心者から上級者まで幅広いレベルの英会話を通じて、主なメリットは……
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 ⇒「6秒レスポンス」という機能により、英語の瞬発力がアップ!
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あなたのスタイルに合ったアプリを見つけてみてはいかがでしょうか?
まとめ|英語プレゼンの質問タイムは「チャンス」に変えよう!
英語プレゼンのQ&Aは……
・想定質問リストと練習
・3つのパターンの解答フレーズ
・本番前に確認したいチェックリスト
以上の、以上の3つのとおりに対策することで、かなりの効果が期待大!
さらに、誰でも出来ることが大きなメリットです。
英語プレゼンの質疑応答は、怖い場面ではなくあなたの理解力と柔軟さを示すチャンス。
想定質問を準備し、今日紹介したフレーズを自分の言葉にしておけば、どんな質問にも落ち着いて対応できます。
 
 
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